Twitter APIに慣れてきたところで、もっと高度な使い方をしてみたくなったのではないでしょうか?
この記事を読んでいるあなたは、画像の投稿等をTwitter APIで行いたいと思っていますね?
もちろん出来ます!
本記事では、Twitter APIの高度なアクセス「Elevated」への申請方法を解説していきます。
Elevatedとは
Twitter API v11.を使用することが出来ます。
こちらの記事でTwitter APIの利用申請を行いましたが、登録初期段階では「Essential」という状態です。
「Essential」はTwitter API v2のみ使用可能で、Twitter API v1.1は使用することが出来ません。
よって、やりたいことがTwitter API v1.1にしかない場合、「Elevated」への利用申請が必要になります。
EssentialとElevatedの違い
概要
項目 | Essential | Elevated |
---|---|---|
申請 | サインアップ後すぐに使用可 | 申請が必要 |
金額 | 無料 | 無料 |
プロジェクト毎の 環境数 | 1 | 3 |
プロジェクト毎の 最大ツイート数 | 5,000,00 | 2,000,000 |
使用可能API | v2のみ | v1.1、v2 |
使用可能API(例)
以下にそれぞれで使用可能なAPIの例を挙げます。
詳細はこちらを参照ください。
API | Essential | Elevated |
---|---|---|
Tweets | GET statuses/show GET statuses/lookup | Tweets lookup |
GET search/tweets (7 days) | Search Tweets | |
GET statuses/retweeters/:ids GET statuses/retweets/:id | Retweets lookup | |
Users | GET users/show GET users/lookup | Users lookup |
GET friendships/incoming GET friendships/lookup GET friendships/no_retweets/ids GET friendships/outgoing GET friendships/show | [COMING SOON] | |
GET saved_searches/show/:id GET saved_searches/list POST saved_searches/create POST saved_searches/destroy/:id | [No replacement planned] | |
Spaces | Spaces lookup [NEW] | |
Spaces search [NEW] | ||
Direct messages | [COMING SOON] | |
Lists | GET lists/show | Lists lookup |
POST lists/create POST lists/destroy POST lists/update | Manage Lists | |
Media | [COMING SOON] | |
Trends | [COMING SOON] | |
Geo | [COMING SOON] | |
Collections | GET collections/entries GET collections/list GET collections/show POST collections/create POST collections/destroy POST collections/entries/add POST collections/entries/curate POST collections/entries/move POST collections/entries/remove POST collections/update | [No replacement planned] |
Elevatedの利用申請を行う
こちらの記事では、Twitter API申請後にすぐ使える、Essential accessの利用申請を行いました。
まだEssential accessの利用申請をしていない方は記事を参考に申請してみてください。
それでは早速Elevatedの利用申請を行ってみましょう。
1.左メニューのProductsの「Twitter API v2」を開き、「Elevated」タブをクリックします。
「Apply for Elevated」をクリックします。
2.自身のコーディングレベルを選択し、「Next」をクリックします。
3.Twitter APIまたはTwitterデータをどのように使用するか入力します。
200文字以上必要です。
文面の例です。
以下の内容で入力します。
私が作りたいものは3つあります。
1つ目は、私にアクションしてくれた方を自動でフォローするボットを作ることです。
2つ目は、トレンド情報を取得し発信することです。
3つ目は、画像の投稿をするボットを作ることです。
入力は英語で行います。
英語に自信がない方はGoogle翻訳等を利用しましょう。
私もGoogle翻訳にそのまま翻訳させていますw
There are three things I want to make.
The first is to create a bot that automatically follows the person who took action on me.
The second is to acquire and send trend information.
The third is to create a bot to post images.
4.Twitterデータの分析を使用する予定はないので、ラジオボタンを「No」にします。
5.ツイート、リツイート、いいね、フォロー、またはダイレクトメッセージ機能を使用するので、使用予定について入力します。
100文字以上必要です。
文面の例です。
以下の内容で入力します。
ツイートとフォローの機能を使用します。
私にアクションしてくれた人をランキング化しツイートします。
また、合わせてフォローします。
入力は英語で行います。
Use the Tweet and Follow features.
I will rank and tweet the people who acted on me.
Also, I will follow you together.
6.Twitter以外のTwitterコンテンツに関するツイートや集計データを表示する予定はないので、ラジオボタンを「No」にします。
7.政府機関の利用はないため、ラジオボタンを「No」にし、「Next」をクリックします。
8.入力内容を確認し、問題なければ「Next」をクリックします。
9.利用規約とポリシーに同意します。
10.申請完了です。
「Application approved!」が表示されると思います。
Developer PortalでもElevatedになっていることを確認できます。
まとめ
本記事ではTwitter APIの高度なアクセスを行うことができる、「Elevated」の申請方法を解説しました。
申請した後に多少時間がかかるかと思っていましたが、すぐに承認されました。
申請の文面も文字数しかチェックしてない気が・・・w
これで今までよりできることが増えました!
次回は「Elevated」でしか使えないAPIを利用してツイートを行っていきたいと思います。