Ready Player Me とは何か聞いたことがあるでしょうか?
最近メタバースという言葉を聞く機会が多くなってきました。
FaceBook社がメタバース実現に向けて本格的に動き出し、
社名を「Meta(メタ)」に変更するほど本気度が伺えます。
メタバースに限らず、3Dアバターの需要が多くなっておりますが、
今までは決して安くはないお金を使い、作成されてきた歴史があります。
本記事では、無料で3Dアバターを作成できる Ready Player Me を使用し、
3Dアバターの作り方を解説していきます。
Ready Player Meとは
2014年に設立し、エストニアに拠点を置くWolf3Dという企業のサービスです。
ユーザーの写真、もしくは既存のデフォルトのモデルから作成編集を行い、
3Dのアバターを作成することができるサービスです。
複数のVRゲームやプラットフォームで同一のアバターを使用することでができる、
ハブシステムとなっております。
同様のサービスの「Vカツ」が2022年6月30日でサービス終了と告知され、
サービス終了後はアバターは利用不可となるため、
こちらのサービスを利用することがあるのではないでしょうか。
約1億3000万円の資金調達
プラットフォームをまたいで使える3Dアバターを目指し、
約1億3000万円の資金調達をしたとのことです。
今回出資した企業はこちら
- Trind Venture
- Presto Ventures
- Koha Capital
- Spring Capital
- Contriber Ventures
- 他多数
この出資によって、累計調達額は約3億円に達したとのこと。
メタバースに絡み、本気度がうかがえます。
メタバースとは
コンピュータやネットワークの中に構築された仮想空間のことを指します。
2000年代中盤からメタバースが注目されました。
メタバースの先駆けと言える「Second Life」は最近も話題になってますので、
聞いたことがあるのではないでしょうか?
「Second Life」は時代を先取りしすぎて衰退してしまいました。
2021年、Facebookがメタバース実現に向けて本格的に動き出しました。
社名も「Meta(メタ)」に変更し、メタバースに関する数百の特許を取得しました。
ちなみに、「メタバース(metaverse)」とは、「meta(超越)」と「universe(宇宙)」を組み合わせた造語です。
Ready Player Meで3Dアバターの作り方
- Ready Player Meの公式サイトにアクセスします。
- ユーザを作るため、「Sign In」をクリックします。

3. メールアドレスを入力し、「Send activation code」をクリックします。

4. 入力したメールアドレスに宛にアクティベーションコードが届きます。
「Confirmation code」にアクティベーションコードを入力し、「Log in」をクリックします。

STEP1 ボディタイプ
まずはボディタイプを選びます。
ボディタイプは3種類あり、該当する項目を選択します。
- 男性(Masculine)
- 女性(Feminine)
- 指定しない(Don’t specify)

STEP2 写真
写真を撮って3Dアバターを作成するか、写真ファイルから作成ができます。
また、写真がなくても作成することができます。

写真を撮る
「Take a photo!」をクリックすると、撮影画面へ遷移します。
画面内に顔が入るようにし、カメラマークをクリックします。

問題なければ「Accept」をクリックします。
もう一度撮り直したい場合は「Try again」をクリックします。

3Dアバター作成中です。ちょっとだけ待ちます。

撮影した画像をもとに、無事に3Dアバターが作られました!

ファイルを選択する
「pick a file」をクリックし、写真を選択します。
後の手順は「写真を撮る」と同じです。
写真なしで進む
写真を撮らない、またはファイルからではなく、
自分でカスタマイズして3Dアバターを作りたい場合です。
「Continue without a photo」をクリックします。
デフォルトの3Dアバターモデルを選択し、「Next」をクリックします。

後の手順は「写真を撮る」と同じです。
STEP3 カスタマイズ
STEP2で作成した3Dアバターをカスタマイズできます。
カスタマイズできるもの
- 肌の色
- 輪郭
- 目の形
- 鼻の形
- 口の形
- 服装
- 髪型
- ひげ
- 目の色
- 眉毛
- メガネ
- 化粧
- マスク
- 帽子
いろいろな種類がありますね。
カスタマイズが完了したら、右上の「ENTER HUB」をクリックします。

以上で3Dアバターが作れました!
Ready Play Meで3Dアバターを追加する
3Dアバターは複数作ることができます。
「My Avatars」メニューから、「Create New Avatar +」をクリックしましょう。
作成の手順は同じです。

Ready Play Meで作った3Dアバターを他アプリと連携する
アバターの右上の三点リーダをクリックし、「.glb」ファイルをダウンロードできます。
「.glb」ファイルを他のアプリで読み込むことによって、使用できるようになります。

Ready Play Meで作った3Dアバターをシェアする
作成した3Dアバターをシェアすることができます。
アバターの右上の三点リーダをクリックし、「Share」をクリックします。
URLをコピーするか、Tweetするか、画像ファイルをダウンロードすることができます。
お好きなシェア方法を選びましょう。
「ヒャッハ〜〜〜〜〜アアァ!!」
※現代風北斗の拳の雑魚キャライメージ

まとめ
本記事では、Ready Player Meを使用し、
無料で3Dアバターを作る方法を解説しました。
どうだったでしょうか?
5分とかからず高品質な3Dアバターが作ることができたと思います。
実際にアバターを使うこともできますが、
プロフィール画像に使うこともできます。
写真は嫌だけど絵のセンスもないし。。
大丈夫です!私も同じです!
Ready Player Meは自分に似たアバターを作ってくれるので、
利用しちゃいましょう!
早速、作った3Dアバターを他のアプリで動かしてみましょう。
こちらの記事もご参考ください。